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素地と錆び

こんにちは、インターン生の岩狭です。

 

昨日、中間モニタリング、他企業さんとの打ち合わせ、麻雀牌を置いていただいている雀荘さんへの訪問など

普段使わないところの頭をフルに使い頭が爆発しました。

 

爆発が収まらないので、箸休めにブログ更新します。

 

町工場に来て、はじめて鉄の素地(表面に何も加工してない状態)を見ました。

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こんな感じです。

ネズミ色っぽい色ですね。

意外とみんな、「金属=光ってる」という認識があるかも知れないですが、磨かないと光りません。

皆さんが持ってる金属製品は、誰かが磨いているかもしれないってことですね。

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こちらは毎度おなじみ金属製麻雀牌。

磨き(バフといいます)加工をしたあと、メッキをかけています。

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先日のハツラツ市で出したこちらは黒カチオンとよばれる塗装です。

塗装とメッキは似ているようで微妙に違っていて、

塗装…素材表面に塗料の膜を着ける

メッキ…素材表面に金属の膜を着ける

という点で異なっています。

麻雀牌の銀色の方はニッケル、金色の方は金の膜が周りにくっついいているわけですね。

 

また、鉄だけでなく、アルミだって銅だって錆びます。

アルミは錆びには強いですが、腐食や柔らかさから変形が発生するため、アルマイトと呼ばれる酸化処理をして丈夫に、また色鮮やかにしています。

 

皆さんの周りの金属も、磨いたり膜をはったりして表面加工がしてあります。

金属製品を見たときには、どんな加工がしてあるのか考えてみるのも楽しいですよ。