早野研工の覗き穴
研修生のドさんから学ぶ行動力
こんにちは、インターン生の岩狭です。
ベトナムから研修生としてドさんが日本に来て3週間。
僕がお休みの時と、午前中に打ち合わせなどの用事があって忙しいとき以外は欠かさず一緒に日本語を覚えています。
日本語を教えていて学ぶべき点が多くありますが、自分に足りなくてドさんを見習わなければならないのはドさんの圧倒的行動力。
初めて会社に来た時、ドさんはほとんど日本語が話せませんでした。
軽い挨拶、自分の名前を言える程度。
僕もベトナム語がわかるわけではないので、意思疎通ってのが難しいんですよね。
そんな時、ドさんは自分の言葉をなんとかして伝えようとします。
自分のわかる日本語を辞書から探して、身振り手振りでなんとか理解してもらおうとする。
わかったふりをしないからこそできることだと思います。
自分の伝わらなかったのが悔しい、もっと日本語をうまくなろうと思うから帰った後に勉強する。
渡したプリントに勉強した跡が残っていてボロボロだったり。
そしてもっとすごいのが、日本に来たということ。
研修生は、3年間日本で生活しながら技術、日本語を覚えたのちに国に帰ります。
ドさんは既婚者で、ベトナムには奥さんと小さなお子さんがいます。
現地よりも収入がいいために、不慣れな言語環境の中を家族と離れ一人で研修に来る。
なかなかできることではないと思います。
日本語と真剣に向き合い行動できるドさんだからこそ、僕がしっかり日本語を教えて、早く理解できるようになってほしいと思います。