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ワークショップの試作②~蝶の型抜き~ 後編

長々とすみません、岩狭です。

 

具体的にどこがいけないのか、どうしたらよくなるのかを自分なりにまとめたので、お付き合いください。

 

① 時間がかかりすぎる

一ワークショップごとに、10分~20分ぐらいを目安にしていました。
それ以上の時間をかけると、間違いなくだれる。
今回のワークはイベントのブースで、会社やモノづくりの楽しさを多くの人に知ってもらうためのもの。
回転率を上げながら、多くの人に行ってもらわなければいけません。
しかし、試作では塗装して、乾かすだけで30分ほどかかりました。
スプレーではなく、はけなどで塗るタイプの塗料にしてみるか、速乾性に優れたスプレーに変える必要があります。

② 型から抜けない

データ化したときに、切り離す部分一か所につき小さく2つずつ、レーザーで切り離さない箇所を作成しました。
いざ型抜きしようとすると、板が分厚いのにその箇所が2つもあったせいでなかなか切り離せなかったんですね。
力任せにすると曲がってしまいますし、かなり苦労しました。
これも時間がかかる、という失敗に絡んできますし、簡単に抜けなくては楽しくありません。
これはデータを修正すれば難易度を下げられそうです。

③ 危ない

蝶の羽と羽の間が、方から抜く際にとがっていてとても危険でした。
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この辺りですね。
蝶の頭も鋭くなっているうえ、レーザーで切った部分、型を抜いた時に生じたバリの部分がそのまま

になっており、素手で触ると切れる危険もあります。
表面をやすりで削る、危ない部分をあらかじめカットしておく、って今考えたらすぐわかるんですけど、これもやってみるまでわかんなかったんですよね。

 

 

こんな感じで、作ってみるとわかる失敗がいくつも出てきました。
ただ、自分自身、自分で好きな色を塗って、自分で型抜きして自分だけのものを作る、というワークのアイデアは気に入ってるので、試行錯誤を重ねていきたいです。